ドレスデンにて

ドレスデンには3年前(正確には3年前のベルリンで起きたテロの翌日)に来た事があります。

その時、「こんなに美しい街があったのか」と驚いたのを覚えています。

ウィーンとかブダペストが「華麗」なら、ドレスデンは「荘厳」という言葉が合うカンジ。

美しい中にも戦争の面影が残る、影のある美しさというのでしょうか。

見所がぎゅっとまとまった街なので、3年前に一度来たきりでも道は完全に覚えていましたよ。

ゼンパーオーパーからツヴィンガー宮殿を抜け、「君主の行列」まで戻ると、まずフラウエン教会にお参り(和風の表現?)して、近くにある日本人経営のお土産屋さんを覗きます。

海外でワインを買いたいと思っても、ブドウや味の傾向など、英語で説明されてもよく理解出来ませんからね。日本語話者の方がいると助かります(^-^)

トータル8種類、グラス2杯分ほど試飲させて頂き、フラフラしつつアルトマルクトへ。

ドレスデンはシュトレンの発祥地とされ、アルトマルクトのクリスマスマーケットは「ドレスデナー シュトリーツェルマルクト」といいます。

グリューワインのカップにも名前が入っていて、3年前にもカップをお持ち帰りしましたよ。ここのは使いやすい形やし。←そう。飾らないで使うんやで。

そのマーケットに隣接する聖十字架教会で、お祈りと共にロウソクを捧げます。。

フラウエン教会はドームの絵や祭壇がゴージャスですが、こちらはとてもシンプル。深い森の中のような神秘的な雰囲気です。酔っ払いがお祈りして申し訳ない。

マーケット横のショッピングモール内にあるスーパー「REWE」で買物後、一旦ホテルに戻ってグズグズし、再び外出。

フラウエン教会近くで、今回2個めのブルストを夕食とし、さらにアルトマルクトでキンダープンシュ(子供用グリューワイン。昼に飲み過ぎたので)とカルトッフェルクーヘン(直訳すると「じゃが芋の焼菓子」でしょうか?)をデザートに購入。

ドーナツが食べたかったのに屋台が見つからず、「甘けりゃ何でもエエわ」と思って買ったら、その後少し歩いたところに3軒くらい見つかった。やけくそで、またアーモンドを「2パック⁈」と聞き返されるくらい大量購入しました。

工事中のアウグスト橋を渡り、ホテル前のアウグスト広場のマーケットも覗きました。旧市街のマーケットに比べて若干ショボめ。

やたらスピードの速い観覧車と、金ピカのアウグスト二世像。

このアウグストさん……、側室が大勢いて、お子さんが300人以上いたとか。

何というか……男性の「現役時代」に、300人以上子供作るって、奥さんや側室の妊娠期間考えたら、百発百中じゃないとダメなのでは……?

そんな事を考えながら、ワインボトルとアーモンドでズッシリ重いエコバッグを提げて帰りましたよ。f:id:kurourimika:20191229102508j:plain