今年はベルリンの壁崩壊から30年

今年はベルリンの壁が崩壊してから、ちょうど30年。

私はあのニュースをリアルタイムで観て、子供心にも感動して、新聞記者になりたいと思いました。

あの「ベルリンの壁崩壊」の報道と、新聞の「ソビエト連邦崩壊」の見開き2頁の記事は衝撃的やった。

世界で一番大きな国土を持つ国は「ソビエト連邦」であり、ドイツは東と西に分かれているのが当然と思っていた私は、子供のくせに「私が生きている間に、こんなスゴイ事が起こるとは」と、感激したものです。

で、その後マスコミの学校に進み……もちろん記者にはなれなかったんやけど(^_^;)、色々回り道をして、ちょっと方向は違うけど、文章を書いています。

という事で、私自身はドイツには縁もゆかりもありませんが、勝手に30周年記念として、先週、旧東ドイツのベルリン〜ライプツィヒ〜ザイフェン〜ドレスデンを巡るパックツアーに参加してきました。

パックと言っても観光はほぼなし、宿泊ホテルの朝食ビュッフェの他は昼食と夕食が各1回のみ、現地で私達を放牧→回収して宿泊ホテルあるいは次の観光地へ、という自由度が高いものです。

クリスマスマーケットを巡る旅、というのがコンセプトらしいですが、私は歴史的施設や教会を訪れる旅にしようと計画しました。

ツアーは羽田出発だったので、私は伊丹→羽田→フランクフルト→ベルリンと2回の乗継ぎを経て、ドイツ到着。

翌日は、ペルガモン博物館とイーストサイドギャラリーをササッと観て、昼食の後は解散です。

バスの車窓からベルリンの街並みを眺めながら、私の頭ン中ではスコーピオンズの「wind of change」のPVが流れておりました。

あの曲は昔見たニュースと重なって、口ずさむだけで涙ぐんでしまうんですよ。

で、壁の前に立ったら、さぞかし感動するんやろなぁと思っていたら、実際は自分と同じ観光客が押し合いへしあいしながらセルフィーの順番待ちしてて、ついでに署名サギのろくでなしどもも仕事に精出してたので、私もいそいそと写真だけ撮って、すぐその場を離れました。f:id:kurourimika:20191226014540j:plain